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2025.09.25コラム

古い家でも売れる?築年数が古い物件の売却成功術

古い家でも売れる?築年数が古い物件の売却成功術

築年数が古い家を売却したいけれど、「売れないのではないか」「安く買い叩かれてしまうのでは」といった不安を抱えている方は少なくありません。一般的な仲介売却では、築古物件は買い手が見つかりにくく、売れ残ってしまう事態に陥る可能性もあります。

しかし、結論から言えば、築年数が古い家でも売却は十分に可能です。特に「不動産買取」という方法を検討することで、花小金井・田無エリアにおいても売却成功の道が開けます。センチュリー21ネクストドアでは、これまで多くの築古物件の売却をお手伝いしてきた実績があります。

本記事では、古い家が売却しにくい理由から、買取という選択肢のメリット、具体的な売却方法、そして最適な業者選びのポイントまで、築年数が古い物件の売却を成功させるための秘訣を網羅的に解説します。

「古い家」とされる築年数の目安

一般的に、20年を超えると「古い家」と認識されることが多いです。木造住宅の法定耐用年数は22年と定められており、税務上の減価償却では評価が下がりやすいですが、市場価値がゼロになるとは限りません。立地や需要、改修可否によって価値は変動します。さらに、40年以降の家は税務上の耐用年数経過で評価が下がりやすい傾向にあります。

耐震基準による影響

耐震基準は1981年6月1以降が新耐震、さらに2000に基準強化がありました。旧耐震(1981年5月31日以前)や2000年未満では、補強の必要性や融資条件に影響する場合があります。

古い家が売却しにくい理由

理由1:再販にかかる費用が高額になりがち 築40年前後では劣化の程度次第で解体前提となるケースが多い一方、立地や改修可否によっては現況活かしの再生が選ばれることもあります。不動産会社が買取後に解体や建て替えを行う場合、その費用が高額になり、再販による利益を回収できないリスクがあるため、買取を断られる可能性があります。

理由2:埋没物や土壌汚染のリスク 長年経過した敷地には、質の低いリフォーム業者による埋没物や、工場跡地だった場合などの土壌汚染のリスクがあります。これらは解体・建築時に撤去や浄化コストが高くなり、再販リスクとなるため、買取を断られる要因となります。

理由3:古い家の多いエリアはアクセスが悪く需要が低い 都市部や駅周辺と異なり、アクセスの悪いエリアは人口流入が少なく、不動産の需要が低い傾向にあります。このようなエリアでは、新築物件を建て直して再販しても売れ残る可能性があるため、買取業者も慎重になります。

その他:再建築不可物件である可能性 築年数ではなく接道義務(幅4m以上の道路に敷地が2m以上接する)を満たしていない「再建築不可物件」である可能性があり、その場合、資産価値が大きく下がります。築古物件に多い傾向はありますが、原因は接道条件の充足がポイントとなります。

✓ ポイント:築古物件の売却が困難な理由を理解することで、最適な売却戦略を立てることができます。

 

古い家売却の救世主「不動産買取」とは?仲介売却との徹底比較

古い家でも売れる?築年数が古い物件の売却成功術

築年数が古い物件の売却において、一般的な「仲介売却」が難しい場合、「不動産買取」が非常に有効な手段となります。

「仲介売却」と「不動産買取」の違い

売却方法

仲介売却

不動産買取

買主

個人

不動産会社(買取業者)

売却活動の期間

購入希望者が現れるまで(平均3~6ヶ月)

書類・引渡条件が整えば2~3週間~1ヶ月程度が多い

売却価格(相場)

市場価格の90%~110%

市場価格の70%前後(仲介の3割程度安くなる傾向)

契約不適合責任

原則あり(特約で免責・期間短縮可)

免責にする特約が一般的(告知義務や重大な事実の不告知は免れない)

仲介手数料

あり

なし(自社買取の場合)

不動産買取の大きなメリット

メリット1:売りに出してから決済(入金)・引き渡しまでが早い 買主を探す手間がないため、書類・引渡条件が整えば2~3週間~1ヶ月程度で現金化が可能です。超短期での現金化は例外的ですが、急いで現金が必要な場合に最適です。

メリット2:状態・条件の悪い物件でも成約しやすい 買取は不動産会社が買い取った後にリノベーションや解体・再販を前提としているため、雨漏り、柱の腐敗、耐震性不足などの物理的な欠陥や、建築制限、事件・事故などの心理的な瑕疵があっても成約しやすいのが大きな特徴です。

メリット3:戸建て売却の手間が大幅に省ける 仲介売却で必要な内覧対応、清掃、広告・販売活動(写真撮影、PR文作成、ネット掲載)といった煩雑な作業が不要になります。売主の手間が軽減されるだけでなく、広告が公開されないため近隣に売却を知られにくい、買主との価格交渉がない、いつ売れるか分からないという心理的ストレスも軽減されます。

メリット4:売却後の契約不適合責任が軽減される 築年数が古い家は、売却後に不具合が見つかるリスクが高いですが、買取の場合は免責にする特約が一般的で、売主の責任が大幅に軽減されます。ただし、告知義務や重大な事実の不告知は免れません。シロアリ被害や雨漏りなどで売却後に修繕費用を求められるリスクが軽減されます。

✓ ポイント:築古物件の場合、価格は下がりますが、買取の方が確実性とスピード面で大きなメリットがあります。

 

古い家を買い取ってもらう具体的な方法と選択肢

古い家を買い取ってもらうには、いくつかの方法があります。物件の状態や立地によって最適な方法を選びましょう。

戸建+土地として買い取ってもらう

建物の価値と土地の価値をそれぞれ評価してもらい、合計で買取価格が決まる方法です。状態の良い築古物件やリフォーム済みの物件、レトロな価値が評価される物件では、建物部分にも価格がつく可能性があります。

ただし、税務上は木造住宅の建物価値は築22年で減価償却されますが、市場価値は立地・需要・改修可否で変動するため、築古物件でも建物に価値が付くケースがあります。

古家付き土地として買い取ってもらう

建物は残置物としてそのまま残し、土地単体として売買する方法です。築年数が古い戸建て売却の多くがこの形式で売却されます。

この場合、売主が解体費用を負担する必要がありません。また、建物が建っている間は課税標準が軽減されます(200㎡以下は1/6、超過分は1/3)。適用の可否は毎年1/1(賦課期日)の現況で判定されるため、売却まで税金負担を抑えられるメリットもあります。

解体し更地として売却する

シロアリ被害や雨漏りなど、人が住めないほど劣化が進んだ家は、売主負担で解体し更地にしてから売却するのが有効です。

売主が更地にすることで、建物に対する契約不適合責任がなくなるメリットがあります。また、買主が更地にする手間や費用を考慮する必要がなくなるため、買い手がつきやすくなります。

ただし、解体費用は売主負担となり、更地にすると「住宅用地の特例」が適用されなくなり固定資産税が高くなるデメリットもあります。特例の適用は毎年1月1日(賦課期日)時点の状況で判断され、更地化すると翌課税から特例を失うのが原則です(地域の建替え特例は要件充足で継続可能な場合もあります)。再建築不可物件の場合は、更地にすると再建築できなくなるため注意が必要です。

✓ ポイント:物件の状態と立地を総合的に判断して、最も適した売却方法を選択することが重要です。

 

古い家の買取を成功させるためのポイントとおすすめ業者

古い家でも売れる?築年数が古い物件の売却成功術

古い家の買取を成功させるには、築古物件の買取に積極的な業者を見つけることが重要です。

ポイント1:買取を専門とする不動産会社を選ぶ

買取業者の中には、築年数が古い家や状態の悪い家を積極的に仕入れて再販することで利益を得ている会社があります。こうした中古戸建の買取が得意な再販業者に相談することが成功の鍵です。

ポイント2:複数の不動産会社に査定を依頼し比較検討する

買取価格は業者によって大きく異なるため、複数の業者に査定を依頼し、提示された価格や対応を比較検討することが重要です。一括査定サイトを利用することで、効率的に複数の業者から査定を受け、物件の適正価格を把握できます。

築古物件買取に実績のある業者の特徴

豊富な再販実績を持つ業者 年間の買取再販戸数が多く、平均築年数が30年以上の物件を積極的に扱っている業者は、築古物件のノウハウが豊富です。

リノベーション・リフォームの知識が豊富な業者 買取再販を専門とする業者で、リノベーション・リフォームに関する知識とノウハウが豊富な会社は、状態の悪い古い家でも積極的に受け入れてくれる可能性が高いです。

地域密着型の業者 花小金井・田無エリアの市場動向や地域特性を熟知している地域密着型の業者は、適正な価格評価を行ってくれる可能性が高いです。

✓ ポイント:築古物件の買取実績が豊富で、地域の特性を理解している業者を選ぶことが成功の秘訣です。

 

買取以外の古い家処分方法

買取も断られてしまった場合でも、古い家を処分する方法はいくつか存在します。

方法1:親族などと取引をする

買い手が見つかりにくい物件でも、身内であれば状況によっては取引に応じてくれる可能性があります。ただし、大幅に安く売却すると贈与税が発生する可能性があり、価格設定には注意が必要です。

方法2:近隣住民へ取引を持ち掛ける

近隣住民は、土地を広く利用したいという需要から購入を検討することがあります。この場合も価格設定に注意が必要であり、仲介業者を介さない場合はトラブルリスクも考慮しましょう。

方法3:不動産投資会社に相談してみる

地方や郊外の低地価な戸建ては、不動産投資の初心者にとって購入価格が安く利回りが高い魅力的な物件となり得るため、投資家をターゲットにすることで需要が広がる可能性があります。

方法4:活用(土地活用)を検討する

賃貸に出す、店舗経営、駐車場、太陽光パネル設置など、不動産を活用して収益化を目指す方法です。放置による固定資産税などの維持管理コストを抑えつつ、利益を得られる可能性があります。

方法5:企業や自治体に寄付をする

不要な土地を無償で寄付する方法ですが、企業や自治体に事業や公共事業の兼ね合いで需要がない場合、寄付自体が難しいのが現状です。特に地方自治体は財政課題を抱えていることが多く、受け入れ先は限られます。

✓ ポイント:買取が困難な場合でも、様々な選択肢があることを知っておくことで、最適な解決策を見つけることができます。

 

不動産買取業者に古い家を買い取ってもらう流れ

古い家でも売れる?築年数が古い物件の売却成功術

古い家を不動産買取業者に買い取ってもらう流れは、比較的シンプルでスピーディーに進みます。

Step1:不動産買取業者を選ぶ

まず、築古物件の買取に積極的な業者を複数社探し、査定を依頼します。査定結果だけでなく、対応の丁寧さなども比較検討しましょう。

Step2:買取価格の提示

不動産会社から買取価格が提示されます。仲介売却よりも価格が安くなる傾向がありますが、家具処分やリノベーション、解体費用などを考慮した上で総合的に判断しましょう。

Step3:売買成立

提示された買取価格と条件に納得すれば売買契約を締結し、売却成立となります。書類や引渡条件が整えば、多くの場合2~3週間~1ヶ月程度で現金化が可能です。

✓ ポイント:買取の流れはシンプルですが、複数社の比較検討を怠らずに行うことで、より良い条件での売却が可能になります。

 

まとめ

花小金井・田無エリアで古い家の売却をお考えの方にとって、「古い家だから売れない」と諦める必要はありません。築年数が古い物件でも、「不動産買取」という選択肢を視野に入れることで、迅速かつ手間なく売却を成功させる道があります。

センチュリー21ネクストドアの経験では、特に、買取は「早く現金化したい」「状態が悪い物件でも確実に売りたい」「売却の手間を省きたい」「契約不適合責任を避けたい」という方に最適な方法です。

成功の秘訣は、古い家の買取に強い専門業者を複数見つけ、査定価格や条件をしっかりと比較検討することにあります。一括査定サイトなどを活用して、ご自身の物件に最適な売却方法とパートナーを見つけ、後悔のない取引を目指しましょう。

どのような状況でも、まずは専門家に相談することから始めることをおすすめします。築古物件には必ず解決策があります。

 

出典

- 宅地建物取引業法関係|国土交通省 https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000266.html

- 住宅用地に対する課税標準の特例措置|国土交通省 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html

- 契約不適合責任について|国土交通省 https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bf_000013.html