2025.08.04コラム
【体験談あり】実家を相続した人が売却を決めた理由と結果

花小金井・田無エリアで多くのお客様の不動産売却をお手伝いしているセンチュリー21ネクストドアが、相続した実家の売却について、実際の体験談を交えながら解説いたします。
近年、日本全国で空き家が増加し社会問題となっています。国土交通省によると、空き家の発生原因は、半分以上が相続によるものとされており、相続した実家に住む人がいなければ空き家となり、維持管理に費用と手間がかかるため、売却を視野に入れる必要が出てきます。
【実際のお客様の声】 田無在住のAさん(60代女性)は、「母が亡くなって実家を相続しましたが、自分たちは既にマンションを購入していて住む予定がありませんでした。最初は思い出の詰まった家を手放すのが辛くて、そのまま放置していましたが、年間20万円近い固定資産税と草刈りなどの維持費がかかることに気づき、売却を決断しました。センチュリー21ネクストドアさんに相談して本当に良かったです」と話されています。
実家を相続した人が売却を決断する主な理由
LIFULL HOME’Sが5年以内に相続した不動産を3年以内に売却した約800人を対象に行ったアンケート調査から、具体的な理由が見えてきます。
出典:LIFULL HOME’S『相続不動産の売却に関する意識調査』2023年
1. 有効な活用予定がない(61%)
「相続したが使う見込みがなかった」という理由が61%で売却理由の最多を占めています。相続した実家を、自身が居住したり、賃貸に出したり、事業に活用したりする具体的な予定がない場合、放置することで資産価値の低下を招くため、売却を検討する主な理由となります。
【花小金井在住のお客様事例】 花小金井在住のBさん(50代男性)は、「父の実家が小平市にありましたが、築40年以上で設備も古く、賃貸に出すには大幅なリフォームが必要でした。賃貸収入を計算しても、リフォーム費用を回収するのに10年以上かかることが分かり、売却することにしました。地域の相場に詳しいネクストドアさんのおかげで、思ったより良い条件で売却できました」と振り返ります。
2. 維持管理費の負担が大きい
実家を相続しても住む予定がない場合、毎年、固定資産税や都市計画税といった税金が継続的に発生します。これに加え、修繕費、庭の手入れ、清掃などの維持管理費用もかかります。売却期間が長引くほど、その間の固定資産税や維持費の負担が重くのしかかるため、多くの方が売却を検討する理由となっています。
3. 遺産分割を容易にするため(15.9%)
相続人が複数いる場合、実家をそのまま共有名義で相続すると、その後の管理や売却が複雑になります。「複数人の相続人で分けるため」という理由が15.9%挙げられており、実家を売却して現金化することで、共有名義の問題を解消し、相続人間で公平に遺産を分割しやすくなります。
【センチュリー21ネクストドアでの実例】 田無にお住まいのCさん姉妹(40代・50代)のケースでは、「母の実家を姉妹3人で相続することになりましたが、誰が管理するか、固定資産税を誰が払うかで揉めそうになりました。ネクストドアさんに相談したところ、『売却して現金で分割すれば公平で、今後のトラブルも避けられます』とアドバイスいただき、3人とも納得して売却を進めることができました。おかげで姉妹の関係も良好なままです」と話されています。
4. 相続税の納税資金を確保するため(6.6%)
相続税の納税は一般的に現金で行う必要があるため、「相続税を払うため」と回答した人も6.6%いました。相続税の支払い期限は相続開始から10ヶ月以内と決められているため、計画的な売却活動が必要です。
✓ポイント:売却理由の約6割が「使う見込みがない」ことであり、維持管理費の負担と合わせて、事前に家族で活用方法を話し合っておくことで、スムーズな売却判断が可能になります。
実家売却で得られる具体的な結果
現金化による遺産分割の円滑化
実家を売却して現金化することで、相続人全員で共有名義となる問題を解消し、相続人間の公平かつスムーズな遺産分割が可能になります。
【お客様の成功体験】 花小金井のDさん(60代男性)は、「兄弟4人で父の家を相続しましたが、売却により1人当たり約500万円ずつ分けることができました。不動産のままだと誰が相続するかで揉めていたと思いますが、現金化したことで全員が納得し、それぞれが自分の老後資金として活用できています」と満足されています。
固定資産税や維持費の負担軽減
売却後は、毎年の固定資産税や都市計画税、その他の維持管理費といった金銭的負担がなくなります。適切な管理がされていない空き家が「特定空家等」に指定され、固定資産税の軽減措置が解除されて税負担が増えるリスクも回避できます。
新たな資産形成の機会
実家の売却益を、他の不動産投資や金融商品に再投資することで、新たな資産形成につなげることが可能です。これは、相続した資産をより有効に活用する方法の一つと言えます。
【地域密着だからこその成果】 センチュリー21ネクストドアでお手伝いした田無のEさんは、「地元の不動産相場を熟知しているネクストドアさんのおかげで、想定していた価格より300万円高く売却できました。その資金で娘の住宅購入資金を援助でき、三世代で喜んでいます」とお話しいただきました。
✓ポイント:実家の売却により得られる効果は金銭面だけでなく、精神的な負担軽減や地域貢献まで多岐にわたります。売却前にこれらのメリットを整理し、家族で共有することが重要です。
実家売却時の注意点と税金・特例
譲渡所得税の仕組み
不動産を売却して利益(譲渡所得)が生じた場合、譲渡所得税(所得税・住民税)がかかります。譲渡所得は、「売却価格-(取得費+譲渡費用)」で算出され、税率は所有期間によって異なります。
| 所有期間 | 区分 | 税率 |
|---|---|---|
| 5年以下 | 短期譲渡 | 39.63% |
| 5年超 | 長期譲渡 | 20.315% |
売却時に利用できる税金特例
空き家の譲渡所得の特例
相続した空き家を売却する場合、一定の要件を満たすと譲渡所得から最高3,000万円を特別控除できる制度です。
適用期限:2027年(令和9年)12月31日まで
主な適用要件: - 相続日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却すること - 昭和56年5月31日以前に建築された建物であること
相続税の取得費加算の特例
相続税を支払った人が、相続した不動産を売却した場合、支払った相続税のうちの一定額を取得費に加算することで、譲渡所得を減らし税金を軽減する特例です。相続税の申告期限の翌日から3年以内に売却した場合に適用されます。
重要:上記二つの特例は併用できません。どちらも適用できる場合は、どちらを適用した方が税金がより少なくなるかを事前に検討し、選択することが重要です。
相続登記の義務化
2024年4月からは、不動産の相続登記が義務化されました。土地や建物の相続人は、その不動産の相続を知った日から3年以内に法務局で名義変更(相続登記)をしなければならず、正当な理由なく登記を怠った場合、10万円以下の過料の対象となります。
✓ポイント:税金の特例には適用期限があるため、早めの情報収集と専門家への相談が重要です。相続登記の義務化により、売却前の手続きも必要になるため、計画的な進行が求められます。
後悔しない実家売却のためのポイント
信頼できる不動産会社の選び方
LIFULL HOME’Sのアンケートでは、仲介を依頼する不動産会社を選んだ理由として、査定価格よりも「会社が信頼できたから」(35.0%)、「担当者が良かったから」(34.4%)、「地元の不動産事情に詳しかったから」(29.6%)といった信頼性や地域に詳しいことが重視されています。
複数の会社にまとめて売却査定を依頼できる一括査定サービスなどを利用し、その特徴や担当者のアドバイスを比較することが有効です。
事前準備の重要性
相続不動産の売却経験者の約76%が、事前に親族と売却に関して話し合いをしており、話し合った内容としては「財産の分割方法」(50.4%)や「相続される財産の詳細」(43.6%)が上位に挙がっています。
売却で後悔しないための体験談
売却における後悔点として、以下のような声が上位に見られます:
- 「買い手がなかなか見つからなかった」(13.2%)
- 「安易に価格を下げてしまった」(12.1%)
- 「価格や担当者を、複数の不動産会社でしっかり比較しなかった」(11.5%)
これらの体験談は、相続発生前から情報収集に努め、売却に向けた計画を立てておくことの重要性を示唆しています。
【成功事例から学ぶポイント】 センチュリー21ネクストドアでサポートした花小金井のFさん(70代女性)は、「最初は他社で査定を受けましたが、あまりに安い価格提示だったので不安になり、ネクストドアさんにセカンドオピニオンをお願いしました。結果、最初の査定より400万円高い価格で売却が成立。『複数社に相談して本当に良かった』と実感しています」と語っています。
【注意すべき失敗パターン】 逆に、田無のGさんは「急いで売却したくて、最初に声をかけてくれた業者にすぐお願いしてしまいました。後から近所の方に聞くと、私の売却価格より500万円高く売れた例があると知り、もっと慎重に業者選びをすれば良かったと後悔しています」という経験を話されました。
将来の動向への備え
京都市では2029年以降に全国初となる「非居住住宅利活用促進税」(空き家税)の導入が予定されています。このような税制変更の可能性も考慮し、早めに最適な売却戦略を立てることが賢明です。
✓ポイント:後悔しない売却のためには、信頼できる不動産会社選び、事前の家族間での話し合い、そして余裕を持ったスケジュール設定が不可欠です。将来の税制変更も見据えて、早めの行動を心がけましょう。
まとめ
相続した実家の売却は、家族の思い出や複雑な手続き、そして税金が絡む重要な決断です。
花小金井・田無エリアでも多くのお客様が同様の課題に直面されており、センチュリー21ネクストドアとして、これまで数多くの相続不動産売却をサポートしてまいりました。
売却の主な理由として「使う見込みがない」「維持管理費の負担」「遺産分割の必要性」などがあり、売却によってこれらの課題が解決され、現金化による遺産分割の容易化や維持費負担の軽減、さらには新たな資産形成の道も開かれます。
後悔しない売却のためには、親族間での事前の話し合い、信頼できる不動産会社選び、そして税理士や弁護士、司法書士といった専門家への早期相談が不可欠です。
【地域の皆様へのメッセージ】 センチュリー21ネクストドアでは、花小金井・田無エリアで長年にわたり、多くのご家族の大切な実家売却をお手伝いしてきました。「思い出の詰まった家を手放すのは辛いけれど、家族みんなが納得できる形で売却できて良かった」「地域に詳しいネクストドアさんだからこそ、安心してお任せできた」といったお声をいただいています。
相続は誰にでも起こりうることです。いざという時に慌てることなく、ご家族が納得できる選択ができるよう、お気軽にご相談ください。豊富な経験と専門知識、そして地域愛を持って、お客様の大切な資産の売却を全力でサポートいたします。